こんにちは、直人です。ここ数年、仮想通貨にはまっている50代のエンジニアです。あなたは仮想通貨について、どんなイメージをお持ちでしょうか?「怪しい」「難しそう」「若者向け」なんてことを思ってはいませんか?
実は、日本の仮想通貨保有率はわずか4%程度。驚くほど普及していないのが現状です。それでも、世界に目を向けると、とても興味深い状況が見えてきます。
今回は、50代の私が実際に仮想通貨投資を始めた経験も交えながら、仮想通貨の現状と将来性について、分かりやすくお話ししていきます。「もう遅いかな」なんて思っている方こそ、ぜひ最後までお付き合いください。
仮想通貨とは?基本のキを易しく解説します
まずは、仮想通貨の基本から押さえておきましょう。簡単にいうと、仮想通貨とはインターネット上でのみ存在する通貨のことです。紙幣や硬貨のような実体はありませんが、買い物や送金に使えます。
代表的な仮想通貨といえば、やはりビットコインですね。私が最初に購入したのもビットコインでした。当時は「何これ?」という感じでしたが、使ってみると意外と簡単です。(得てして大抵のことがそうですよね)
仮想通貨の特徴は、銀行を介さずに直接やり取りできること。例えば、海外の友人にお金を送る場合、銀行だと手数料が高くて時間もかかります。でも、仮想通貨なら安く素早く送金できるんです。これは、ブロックチェーンという技術のおかげです。
ブロックチェーンって聞くと難しそうですが、要するに「みんなで取引記録を共有して、改ざんできないようにする仕組み」と思えばOKです。銀行のような中央機関がなくても、安全に取引できる仕組みなんですよね。
仮想通貨は投資対象としても人気です。保有目的のほとんどが、投資目的というのが現実かもしれません。
価格変動が大きいので、うまくいけば大きな利益を得られる可能性があります。ただしその分リスクも高いので、注意が必要です。私も最初は少額から始めて、徐々に慣れていきました。
日本の仮想通貨保有率はたったの約4%
さて、本題の日本の仮想通貨保有率についてです。冒頭にもお伝えした通り、日本人の仮想通貨保有率はわずか4%程度なんです。これは、約500万人が仮想通貨を持っているという計算になります。
私が仮想通貨を始めたとき、周りの反応は「えっ、そんなの大丈夫なの?」という感じでした。今でこそ少しずつ理解が広まってきましたが、まだまだ一般的とは言えない状況です。
では、なぜ日本では仮想通貨の普及が進んでいないのでしょうか?主な理由として、以下が挙げられます。
- 認知度の低さ
- 価格変動の大きさ(ボラティリティ)
- 税制の問題
- セキュリティへの不安
ボラティリティ(Volatility)とは、価格変動の度合いを示す言葉として一般的には使用されます。例えば「ボラティリティが大きい」とは価格変動が大きいことを指し、逆に「ボラティリティが小さい」は価格変動が小さいことを指します。価格変動が大きい、つまりリスクが大きいということですね。
また、税制の問題による影響も大きいです。日本では、仮想通貨の利益に最大55%もの税金がかかることがあります。これは株式投資の20.315%と比べると……比べるまでもなく大きいことがおわかりいただけることでしょう。倍以上ですからね。私にとっても、確定申告の時期の悩みのひとつでもあります。
こうした理由からも、保守的といわれる日本人には普及しにくいものなのかもしれません。いざ手にするまでのハードルは、決して低いものではありません。
知られざる世界の仮想通貨事情とは
日本の状況がわかったところで、世界に目を向けてみましょう。実は、世界全体では約4億2,000万人が仮想通貨を保有しているといわれています。一瞬多いように感じますが、世界人口でも5%程度に留まるんですよね。
国別で見ると、インドが約9,350万人、中国が約5,900万人、アメリカが約5,200万人と続きます。日本の500万人と比べると、かなりの差があることがわかります。
特に興味深いのは、自国通貨が不安定な国での普及です。例えば、ジンバブエやエルサルバドルなどでは、自国通貨の代わりに仮想通貨が使われ始めています。「仮想通貨は投機的」というイメージが強い日本ですが、実用的な通貨として認識されている国も多く存在していることがわかりますね。
私も海外旅行の際に仮想通貨を使ってみましたが、両替の手間が省けて便利でした。特に複数の国を周遊する方々は、重宝されているのではないでしょうか。
賛否両論ある仮想通貨の将来性について
では、仮想通貨には将来性があるのでしょうか?私は、十分にあると考えています。素人に毛が生えた程度の私の見解で恐れ入りますが、その理由をいくつか挙げてみましょう。
- 送金の利便性:国境を越えた送金が簡単かつ安価に行えます。
- 分散型金融(DeFi)の発展:銀行を介さない新しい金融サービスが生まれています。
- ブロックチェーン技術の応用:金融以外の分野でも活用が進んでいます。
- 機関投資家の参入:ビットコインETFの承認など、大手金融機関の参入が進んでいます。
ここでは専門用語の解説は割愛させていただき、特にブロックチェーン技術の応用は注目です。ブロックチェーン技術の特徴は先に述べた通りですが、例えば不動産取引や学歴証明など、様々な分野で活用が検討されています。50代の私たちが経験してきた「紙の時代」から「デジタルの時代」へ。その大きな転換点に立ち会っているんだと、私は感じています。
ただし、投資する際は慎重さも必要です。私も最初は少額から始めて、徐々に理解を深めながら投資額を増やしていきました。「ハイリスク・ハイリターン」という言葉をよく耳にしますが、まさにその通りです。自分の許容できるリスクの範囲内で始めること、運用することを強くおすすめします。
まとめ:50代からの仮想通貨との付き合い方
さて、ここまで仮想通貨の基本から日本の現状、世界の動向、そして将来性まで見てきました。50代の私たちにとって、仮想通貨はどう向き合えばいいのでしょうか?
私の経験からいうと、やはり「興味を持ち続けること」が大切だと思います。技術の進歩は日々加速しています。50代だからと言って、新しいものから目を背けるなんてもったいない。かといって、全てを理解しようとする必要もありません。
例えば、仮想通貨取引所のアカウントを作ってみる。少額から投資を始めてみる。仮想通貨関連のニュースに目を通してみる。そんな小さな一歩から始めてみてはいかがでしょうか?
私の一押しは、やはりコインチェックです。信頼性と堅牢性の高さは軍を抜いているように感じます。
私の体験談として、仮想通貨を始めてからというものデジタル技術への理解が深まり、仕事にも良い影響がありました。また、これからの時代の主役である子供たちとの会話の糸口にもなっています。
仮想通貨は確かにリスクもありますが、可能性も大きい分野です。50代の私たちだからこそ、冷静に判断しながら、新しい可能性にチャレンジできるのではないでしょうか。
あなたも、ぜひ自分なりの方法で仮想通貨との付き合い方を見つけてみてください。きっと、新しい発見があるはずです。