こんにちは、直人です。50代のエンジニアで、フリーランスを目指しています。
仮想通貨投資を始めて数年になりますが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。今日は、私の経験と失敗談を交えながら、特に50代の方々が仮想通貨投資で失敗しないためのポイントをお伝えします。
「もう遅いかも」と思っている方も、まだまだチャンスはあります。2024年後半から2025年にかけて、仮想通貨バブルが来るという予測もある中、どのように投資すべきか、一緒に考えていきましょう。
仮想通貨バブルの周期を理解する
仮想通貨市場には、ある程度予測可能な周期があることをご存知でしょうか?この周期を理解することが、投資のタイミングを見極める上で非常に重要です。
私が仮想通貨投資を始めた頃、この周期のことを知らずに、ただ価格の上昇だけを見て投資していました。結果、大きな損失を被ることになってしまったんですよね。しかしこの失敗から学び、市場の周期を研究するようになりました。
仮想通貨市場の周期は、主にビットコインの「半減期」というイベントを中心に回っています。半減期とは、ビットコインの新規発行量が半分になるイベントで、約4年ごとに起こります。これは、ちょうど私たちの年齢で言えば、還暦を迎えるタイミングのようなものです。ちょっとわかりにくいですかね笑 とにかく大きな節目であり、市場全体に影響を与えるのです。
半減期については、こちらの動画がとてもわかりやすいと思います。動画時間も約5分と短くおすすめです。
2024年4月に次の半減期が予定されていましたが、実はこの半減期を挟んで、仮想通貨市場全体が大きく動く傾向があります。過去のデータを見ると、半減期の翌年にバブルが発生していることがわかりますよね。
例えば、2012年の半減期の翌年2013年、2016年の半減期の翌年2017年、そして2020年の半減期の翌年2021年に、それぞれ大きなバブルが起きています。
この周期を踏まえると、2024年から2025年にかけて次のバブルが来る可能性が高いのかもしれません。しかし、ここで注意が必要です。
バブルの終わりは予想より早まる可能性
ビットコイン市場最高値の更新ペースが早まっているというデータがあります。これは何を意味するのでしょうか?
過去のデータを見ると、市場最高値を更新してから約1年間が上昇相場だったことがわかります。例えば、2017年1月に市場最高値を更新し、その後1年間上昇が続きました。2020年12月に市場最高値を更新した際も、2021年11月まで上昇相場が続きました。
しかし、市場最高値の更新ペースが早まっているということは、バブルの終わりも予想より早く訪れる可能性があるということです。これは、ちょうど私たちの人生設計が昔に比べて早まっているのと似ています。昔は60歳で定年、その後はゆっくり過ごすというのが一般的でしたが、今は50代から次のキャリアを考え始める人も多いですよね。市場も同じように、サイクルが早まっているのです。
当然のことではありますが、市場の動きをより慎重に見極める必要がありますよね。
2024年の投資戦略:9月までに仕込み、2月までに利確
では、具体的にどのような投資戦略を取ればよいでしょうか。私の経験と市場データから考えると、以下のような戦略が有効かもしれません。
- 2024年9月頃までに仕込む
- 2025年2月頃までに利確する
9月といえばもう間もなくです。なぜこのタイミングなのか、もう少し詳しく説明しましょう。
仮想通貨市場には、月別のリターン率というデータがあります。2020年以降のデータを見ると、4月から9月までの半年間は比較的リターンが低い傾向にあります。つまり、この期間は仕込み時として適しているということです。これは、ちょうど夏のバーゲンシーズンのようなものと同じですよね。良い商品が比較的安く手に入る時期といえると思われます。
一方、10月から3月にかけては、リターンが高くなる傾向があります。特に11月、12月、1月は高いリターンが期待できます。これは、年末年始のボーナスシーズンのようなものですね。
ただし、ここで重要なのは、2025年2月頃までに利確することです。なぜなら、前述したように、バブルの終わりが予想より早く訪れる可能性があるからです。
私自身、以前のバブルで「もう少し上がるだろう」と思って利確のタイミングを逃してしまい、大きな後悔をしました。ですので、今回は「利益が出たら確定させる」という姿勢を心がけています。これは、退職金の運用と同じです。ある程度利益が出たら、リスクを取り続けるよりも安全な選択をする方が賢明ではないでしょうか。
投資先はビットコインとイーサリアムに絞る
では、具体的にどの仮想通貨に投資すればよいでしょうか。初心者の方やリスクを抑えたい50代の方には、以下の2つをおすすめします。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
ビットコインは仮想通貨の王様と呼ばれ、市場全体の動きを左右する存在です。ビットコインについてはこれ以上の説明は不要でしょうか。一方イーサリアムは、スマートコントラクト(自動実行プログラム)の基盤として広く使われており、将来性が期待されています。
私も投資を始めた当初は様々な仮想通貨に手を出していましたが、結局のところ、これら2つが最も安定していると感じています。株式投資で言えば、日経平均株価に連動する投資信託を選ぶようなものです。派手さはないかもしれませんが、安定性は高いのです。
ただし、投資額については十分注意が必要です。私の場合、月々の収入の5%程度を投資に回しています。「これを失っても生活に支障がない」という額に抑えることが重要です。趣味にかける金額を決めるのと同じですね。楽しみつつも、生活に影響が出ない範囲で行うのが賢明なのです。
まとめ:50代からの仮想通貨投資
50代からの仮想通貨投資は、決して遅すぎることはありません。むしろ、人生経験を活かした冷静な判断ができる年代にもってこいだと言えるでしょう。重要なのは、市場の周期を理解し、適切なタイミングで投資と利確を行うことです。
2024年9月頃までに仕込み、2025年2月頃までに利確するという戦略は、リスクを抑えつつ利益を得るチャンスがあります。ただし、市場の動きは予測不可能な面もあるので、常に情報をチェックし、柔軟に対応することが大切です。
投資先としては、ビットコインとイーサリアムを中心に。そして投資額は自分の生活に影響のない範囲に抑えることを忘れずに、です。
最後に、仮想通貨投資に限らず、新しいことにチャレンジする勇気を持ち続けることが、私たち50代にとって大切なのではないでしょうか。その勇気が、私たちの人生をより豊かなものにしてくれると信じています。
慎重に、そして楽しみながら仮想通貨の世界に踏み出してみてはいかがでしょうか。新しい扉を開くのに、遅すぎることなんてないのです。