新NISAで損しない!市場暴落時の冷静な判断と投資継続のコツ

こんにちは、直人です。50代のエンジニアで、仮想通貨投資にも手を出しています。最近、新NISAを始めた方々から不安の声をよく耳にします。「株価暴落と円高、大丈夫なの?」というものです。

私も昔は相場の変動に一喜一憂していました。でも、長年投資を続けてきて、大切なことに気づきました。今回はその経験を踏まえて、新NISAを検討しているあなたに向けて、最近の市場の動きとどう対応すべきかをお話しします。

相場の乱高下は怖いものです。でも、長期的な視点で見れば、それほど心配することはありません。むしろ、こういう時こそチャンスかもしれません。

私たち50代にとって、新NISAは貴重な投資の機会ですよね。短期的な変動に惑わされず、冷静に対応することが大切です。一緒に、この荒波を乗り越えていきましょう。

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2024年8月:株価暴落と円高の状況

https://www.mbs.jp/news/feature/specialist/article/2024/08/102549.shtml

まず、最近の市場の状況を見てみましょう。8月初旬に日経平均株価が大幅に下落し、その後急反発するという激しい値動きがありました。同時に、円高ドル安の傾向も強まっています。

私も2008年のリーマンショックを経験していますが、今回の下落はそれほど深刻ではありません。リーマンショック時は、1ヶ月の間に何度も大幅な下落が続きました。今回はそこまでの状況ではないものの、確かに不安になる方も多いでしょう。

ただし、ここで重要なのは、こういった市場の変動は投資において珍しいことではないということです。私も投資を始めた頃は、このような変動に右往左往していましたが、今では「またか」程度に捉えられるようになりました。

株価暴落と円高の理由について

では、なぜこのような状況になったのでしょうか。主な理由は2つあります。

  1. 日本銀行が17年ぶりに利上げを行った
  2. アメリカが利下げを示唆した

1つ目は、日本銀行が17年ぶりに利上げを行ったことです。これまで日本は超低金利政策を続けてきましたが、インフレ対策として金利を引き上げることになりました。これにより、円の価値が上がり、円高傾向になっています。

17年ぶりの利上げは、各メディアでも大きく報道されました。専門家の高度な議論も記憶に新しいです。

2つ目は、アメリカが利下げを示唆したことでしょう。アメリカはこれまでインフレ抑制のために利上げを続けてきましたが、経済が落ち着いてきたことで、利下げの可能性が出てきました。

これらの要因により、円高ドル安の傾向が強まり、日本の輸出企業の業績悪化が懸念されて株価が下落しました。

私も為替の影響で保有している外国株式の評価額が下がっていますが、こういった変動は投資の一部だと考えています。

新NISA投資家が取るべき行動

さて、こういった状況下で新NISA投資家はどう行動すべきでしょうか。投資家なんて表現をすると莫大な金額を運用してるように思うかもしれませんが、少額だろうと投資をしていればれっきとした投資家です。きちんとリスクヘッジする必要があります。

結論から言えば、慌てて売却したり投資を中断したりするのは賢明ではありません。

新NISAで主に行われているのは、インデックス投資による長期積立投資です。この投資方法の特徴は、市場全体の成長を取り込むことと、長期的に見れば上昇傾向にあるということです。

私も以前は市場の変動に合わせて売り買いを繰り返していましたが、結果的にはそれが損失を生む重大な原因になっていました。今では、市場が下がった時こそチャンスだと捉えています。

なぜなら、定額積立投資(ドルコスト平均法)を行っている場合、市場が下がっている時の方が同じ金額でより多くの株式を購入できるからです。つまり、今の状況は「安く買えるチャンス」と言い換えることができます。

私が定額積立投資(ドルコスト平均法)について学んだ動画を紹介します。1度視聴するだけで、概要は理解できるはずです。とてもおすすめですよ。

腰を据えた長期投資が重要な理由

https://www.renosy.com/magazine/entries/4716

ここで、長期投資の重要性について改めて考えてみましょう。S&P500の過去のチャートを見ると、短期的には上下動を繰り返しているものの、長期的には右肩上がりの傾向が明確です。

先ほども述べたように私も投資を始めた頃は短期的な利益を追求していましたが、結果的にはストレスばかりが溜まり、思うような成果が出ませんでした。捉え方を改めてから以降は、長期的な視点で投資を続けることで、徐々に資産が増えていくのを実感できるようになっています。

新NISAは非課税期間が無期限といわれている以上、この特徴を活かすには長期投資が不可欠です。短期的な変動に一喜一憂せず、粛々と積立を続けることが重要でしょう。

SNSの売り煽りに惑わされないために

最後に、SNSなどで見かける「売り煽り」について触れておきましょう。最近はXなどのSNSで「今すぐ売るべき」といった過激な投稿を目にすることも増えています。

私も以前はこういった情報に影響されて、大きく損をした経験があります。自業自得です。しかし、こういった投稿の多くは、閲覧数を稼ぐためのものだったり、自分の利益のために他人を誘導しようとするものだったりします。

重要なのは、自分の投資方針をしっかり持ち、それに基づいて行動することです。私の場合、「15年以上の長期で考える」「市場全体に投資する」という方針を決めました。この方針があるからこそ、一時的な変動に惑わされずに済んでいます。

まとめ:50代でもまだまだ長期投資

今回お話ししたように、新NISA投資家にとって現在の市場変動を恐れる必要はないはずです。むしろ、これは良い買い場かもしれません。

重要なのは、長期的な視点を持ち、自分の投資方針に従って粛々と投資を続けることです。市場の短期的な変動に一喜一憂せず、SNSの過激な情報にも惑わされないようにしましょう。

私も50代になって、改めて長期投資の重要性を実感しています。あなたも新NISAを活用して、着実に資産形成を進めていってください。きっと10年後、20年後には、今の決断が正しかったと感じる日が来るはずです。きっと。

投資の旅は長く、時に険しいものです。それでも同じ50代の仲間として、一緒に頑張っていきましょう。

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